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若手社員との接し方に困っているという話を聞きました。よいアドバイスはありますでしょうか。

質問

若手社員との接し方に困っているという話を聞きました。よいアドバイスはありますでしょうか。

回答

若手社員が何を考えているか分からないという話をよく聞きますが、同じように若手社員は上司が何を考えているのか分からないものです。

入社後3~5年目の社員のモチベーションが急に下がってしまうという相談をいくつか受けたことがあります。入社3~5年目というと会社の仕事が見えてくるころです。その時、5年後10年後の自分の姿が肯定的に描くことが出来るか。これがとても重要です。夢や思いをもって入社してきたはずが、それが叶わないと分かったとき、モチベーションは崩壊するのです。そのような事態を防ぐためには、会社の想いと社員の想いを重ねていくことが重要です。会社はどこを目指しているのか、社員はこの会社ではたらく事で何を目指しているのかということです。

思いの共有をしていくためには対話が必要ですが、今回はツールとして2つ、「カウンセリングシート」と「振り返りシート」を紹介したいと思います。まずは、カウンセリングシートです。

いざ、カウンセリングとなるとなかなか本当に話したいことがはなせなかったり、何を話してよいか分からなかったりするものです。そこで、カウンセリング行う前にカウンセリングシートに記入してきてもらうようにします。カウンセリングシートの内容は、仕事のだけに絞っても良いですし、家族や財産のことを含めた内容にしてもよいでしょう。

もう一つは、「振り返りシート」です。これは、上司と部下で交換日記をするようなものです。一か月ごとに、何を考え、どんな行動をし、何に悩んでいるのか、文章で書いてもらい提出してもらいます。

上司は部下の振り返りシーを確認し、フィードバックを記入し返します。「振り返りシート」では普段のコミュニケーションの中では聞けなかった部下の本当の気持ちが聞けるのでお勧めです。将来、会社でどのようなことをしていきたいと考えているのか?そのことを知っているのと知らないのでは部下との接し方にも大きな違いが出てくるはずです。

ツールはいくらでもあります。まずは、部下の何を知りたいのかを考えてみることが大切かもしれません。

 

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