「昇格」の考え方について教えてください!
質問
「昇格」の考え方について教えてください!
回答
昇格とは、現在格づけられている資格から上位の資格へ移行することをいいます。資格が上がるのに伴って賃金も上昇します。また、昇格すればそれだけ責任や権限も大きくなり、より会社の経営に近い立場になっていきます。
昇格は賞与の支給時や毎年の昇給の評価とは、かなり違った視点をもって行わなければなりません。成果をだした者には賞与をたくさん支給し仕事で能力をつけた者や発揮した者には昇給させたりや手当を支給しそして、人間的な成長を遂げた者は昇格させる、という視点が必要です。
一般的に会社が、管理職や幹部社員と呼ばれる人たちに会社は何を期待するものとして「組織をマネジメントする」
「部下を育成、教育する」「今年度の目標を達成し、会社に利益をもたらす」「組織風土を守り、より強固なものへと引き継いでいく」等が挙げられます。これらは、どれも、幹部社員としてやってもらわないといけない重要な仕事です。しかし、これからの時代は、上記のような能力だけでなく「組織が持続的に成長するための新たな付加価値を創造し続ける」能力があるかが問われることになります。
一人の優秀な人材が新たな事業を生み出せるほど、単純な時代ではありません。
この多様な価値観では、幹部社員がそれぞれつながりを持ちながら、発想をぶつけあい、時には外部の知恵や力を結び付けて新たな価値を生み出す必要があります。このような時代において「昇格」させるための要素とは、単に仕事ができるということは当然ですが、その人そのものの「人間力」と「会社の理念・ビジョン・ミッションへの理解と実行力」がより重要になってきます。
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