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人事制度のコンサルティングのスケジュールについて

人事制度のコンサルティングのスケジュールはどのように組み立てればいいでしょうか

回答

基本的には次のようなスケジュールになります

1.ヒアリング・賃金分析
2.キャリアコース図の設定
3.等級基準の構築
4.賃金制度の構築
5.評価制度の構築
6.昇格・降格制度の作成
6.社員説明会の実施
7.考課者訓練
8.就業規則、賃金規程などの整備・提出

*6のあと、仮運用期間のスタート
*クレド作成を同時の行う場合は、1.ヒアリングの後からクレドプレジェクとを同時に進行させる。

通常の人事制度構築の場合、やはり1年程度の構築期間を設定したいです。もちろん、集中的に打ち合わせ回数などを増やして、短期間で作ることも可能ですが、人事制度を作っていく上では経営陣にもじっくりと考えていただく時間が必要であり、またできれば、社員の方にも一部で参加していただき(例えば発揮能力評価項目を作るためのワークショップなど)、構築期間中においても、徐々に人事制度の考え方を浸透させていく時間としたいものです。
スケジュールの中で名になるのは、4と5になります。この期間が全体の6~7割程度と想定してもいいでしょう。ただし、コンサルティングをうまく進める上で重要なのはやかり、1,2,3です。最初に経営者としっかりとコミュニケーションをとり、どのような人事制度を目指しているのかをコンサルタントが間違いなく把握しておくことが重要です。この時点で方向性を間違えてしまうと、後になって「一から作り直し」ということになりかねません。
また、最後の6,7も重要です。人事制度が変わることは社員にとって決して楽しいことではありません。大きなストレスとなります。小さな誤解や、説明不足により、社員の皆さんに新制度に対する不信感を持たれてしまってはいくらいい制度であってもうまく引用できません。
なお、上記順番はそれぞれ重なりながら進めていくべきです。

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