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顧問先で、クレドのコンサルティングを行なうことになりました。まずは何から取りかかれば良いでしょうか?

質問

顧問先で、クレドのコンサルティングを行なうことになりました。まずは何から取りかかれば良いでしょうか?

回答

クレド作成コンサルティングを行なう場合、まずは、「①社内にクレド導入の意義を周知する」ことと、「②クレド作成プロジェクトを立ち上げる」ことが必要です。

クレド作成は、一般的には半年から一年間をかけて取り組み、導入します。弊社のクレド導入プログラムは、作成のために各回2時間×4回=計8時間、それに加えて、キックオフミーティングやクレド発表会を行ないますので、導入前での間に最低「6回」、”集まる場“が必要となります。“集まる場”というのは、私たちコンサルタントが顧問先の社員と共にする場、のことです。もちろん、そのような場を設ける準備として、事前に顧問先の社長や管理部門の方と打ち合わせする必要も出てきます。ですので、私どもがコンサルティングで関わる際は、以下のような行程で、導入まで進めるようにします。

【一回目】クレド作成キックオフ…全社員が集まる場(朝礼や全体会など定期的に集まる場の中で時間をとっても良いと思いますし、そのためにあえて時間を設けても良いと思います)。「なぜ自社でクレドを導入しようと考えているのか」を社長自ら話していただくと共に、私たち外部コンサルタントがクレドの専門家として「クレドとは?」「クレド導入の意義とは?」を簡単に話します。あわせて、プロジェクトメンバーを発表します(事前にメンバーを選定し、当人には声がけをしておくと良いでしょう)。一時間程度で良いと思います。

【二回目】~【五回目】クレド作成を具体的に進めていきます。書式集の「クレド導入スケジュール」もご参照ください。

【六回目】クレド発表会開催にあたり、当日の式次第、当日までの準備物や役割分担を決めます。クレド発表会当日にクレドカードを配布するのが一般的ですので、カードの体裁(デザイン、紙質等)をどのようにするか、という細かな点も検討し、当日までに間に合うような段取りを組んで準備を進めましょう。このあたりの時期になれば、プロジェクトメンバーが主体的に話し合いを進めるようになりますが、私たちコンサルタントもオブザーバーでミーティングには参加します。

冒頭でお伝えした「①社内にクレド導入の意義を周知する」という点については、上記の【一回目】を行なうことだけで完了、というわけではありません。そもそも「クレド」というカタカナの言葉の意味を理解するまでに2~3か月はかかります。ただ、あえて伝えることで、組織内にコンフリクトを起こり、クレド完成後に浸透しやすくなる、という効果もありますので、キックオフの際は必ず「自社におけるクレド導入の意義・意味」を伝えるようにしましょう。

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